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スポーツチャンバラとは
(「スポチャン教本」より)
スポチャンの精神
元来このスポーツには審判はいらないと思っている。
「打たれたこと、負けたことを素直に認め合い、潔く、爽やかに相手を讃え合うこと」ができれば、その間には何の介入もいらない。それは〔自心審判〕と言って、自らを自らのために審判するのである。そしてその心にいたわりの心、更に他を認めるゆとりが生まれてくる。自覚はまず己自身の素直さを知る事から始まる。
世界はもの凄い速さで互いを理解しようとしている。世界はものすごい純真さで互いを認め合おうとしている。この民族の壁を乗り越え、この広いカラーを乗り越え、そして今、世界は「世界人の心創り」をしようとしている。そして日本人も今、世界人になろうとしている。
田邊哲人
スポチャンの役割
子供のころ、〔勉強しなさい」といわれても、おかまいなしに神社や野山にでかけ、棒切れを振り回し、とびまわっていました。しかし、今は走り回る空き地さえ見当たりません。そこで遊び場だった境内や野山を学校の体育館やスポーツセンターに移し、スポーツとしてチャンバラを蘇らせたのです。その名も「スポーツチャンバラ(スポチャン)」。
スポチャンの基本理念は、「公平と安全」そして「自由」です。まずは、このことを十分に理解して下さい。
今は、私達の仲間は、高年齢からチビッ子まで、男の人も女の人も世界の友だちと楽しく、自由に、健康的に汗を流しています。その仲間たちは世界中に広がり、年代を、性別を、そして国境をこえて・・・。
これまでにない大きな広がりを持ったスポチャンを、私達は全く新しい世界スポーツ、世界の仲良しスポーツとして育てて行かなければなりません。それが私の使命でもあるのです。
スポチャンは「制約に囚われない自由な発想による剣術」「剣術を通じた世界人の育成」を目指しています。そのためには、世界の多くの剣友と、公平に、仲良く競い合える土俵作りが先ず必要と考え、あえてこの名前にしました。それはこの名が世界の剣の共通語として親しまれると確信するからです。
スポチャンは「護身道」から発展しました。指導者には「護身道 刀法講習会」も実施しています。
女性の方も活躍!性別・年齢に関係なく楽しめるスポチャン!
スポチャンは、年齢・性別に関係なく女性の方も楽しみ、活躍しています。
(写真はH30年1月28日に実施された「刀法様斬講習会」の様子です。 女性も男性陣に混じって、様斬を体験しました。 年齢・性別に関係なく女性の方も楽しみ、活躍しています。)
世界のかけ橋
世界には様々な剣術がありました。しかし今日まで、日本の剣術とヨーロッパのフェインシングが競い合う事はありませんでした。それは、戦いの場、つまり土俵がなかったからです。ここで言う土俵とは、単に戦いの場を意味するものではありません。お互いに公平に、そして安全に戦える場のことです。そのために私は、安全でしかもそれぞれの国の剣の特徴を十分に兼ね備えた「エアー・ソフト剣」を考え出しました。
このことで、夢は現実のものになったのです。槍と二刀では、どちらが強いのでしょう。重い防具と難しいルールを取り払い、安全な剣を持つことで、自由に世界の誰とでもフェアーに競い合えるのです。これは人類の夢であり、私の夢でもありました。
ヨーロッパの騎士道であるレビア、片手でダイナミックに振り回す中東のサーベル、また鋭く素早い動きのアジア大陸のコラやクックル、アフリカはマサイ族の投げ槍、更に日本古来の剣術、槍、なぎなた、六尺棒、杖、小太刀、二刀流などなど、様々な剣術が互いの技に競い合うのです。
土俵となる戦いは、年に一度の世界大会です。この大会には世界の剣の名人や達人がたくさん集まり、異種剣術の世界一を目指します。
大会の名称は「World Sports Chanbara Championship in Japan」。
日本は勿論、アメリカ、韓国、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリアなどから腕に自慢の選手たちが参加します。
試合は、それぞれの国の特徴が出る熱のこもった展開になります。それぞれの民族の長い歴史に育まれて発達してきた剣が、お互いのベールを脱ぎ、勝敗を平和に競うのです。 ルールは身体全体が「ターゲット」。西洋剣術が勝つか、それとも東洋剣術が勝つのか。時代や民族の壁を乗り越えた「一本勝負」は、ダイナミックな技とスピード、そしてタイミングの祭典となり、観ている者を魅了します。身長や体重、男女や年令による区別はありません。勿論武器は自由です。
大きな外国人が振り回す剣は、ビューン、ビューンと風を切り場内を震撼刺せます。それに立ち向かうのは、小柄な日本女性。果敢に攻めるその姿は、正に弁慶と巴御前。 槍は民族により、使い方がかなりの違いがあります。日本人の多くは左手が前の両手端持。しかし西洋のハンティング民族は、魚を突く「モリ」のように宙を舞うダイビング攻撃や投槍も見せます。日本では決して見ることができません。いや、想像もできない技です。これが一つひとつ勉強になるのです。
しかも、卓越した選手はどの国も決して相手の得物を体に触れさせたりしません。それはそんな場合でも相打ちは二人とも負けを意味するからです。「打っても、打たれない」。これが護身技(ごしんぎ)の極意だからです。
私は長く護身道に接してきました。そのため、如何にして身を守るか、勝つ武道ではなく、負けないための武道をどのように発展させていけば良いかを研究してきました。その一翼を担ってきたのが小太刀護身道です。この小太刀に限らず、護身道の全てをスポチャンは兼ね備えているのです。そのためスポチャンは、人格形成に役立つばかりではなく、自分を守ることも自然に身についていくのです。